結婚式でキャンドルリレーというものがあります。新郎新婦が灯した火を受け取り、ゲスト間でもその火を回していくというものです。ゲストの方々が使う、小さいキャンドルであれば、簡単に可愛く作れそうかなと思いましたので紹介してみます。
必要なもの
25個分
パラフィンワックス | ![]() |
約1.8kg(70g×25個+デコレーション)
内訳↓ |
ホーロー鍋 | ![]() |
パラフィンを溶かすのに使います。2つあると便利です。
湯せんで溶かす場合は、通常の鍋でもOKです。 |
紙コップ |
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25個
80mlの大きさの紙コップを型として使います。 |
染料 | ![]() |
今回は赤を使用します。クレヨンでも代用可能です。 |
芯 | ![]() |
200cm~225cm
リレー用なので、長めに8cmか9cmくらいを想定します。(25個分) |
座金 | ![]() |
25個
芯を固定するのに使用します。 |
クッキー型 | ![]() |
ハート型(大小) |
バット | ![]() |
20cm×14cm 2つ |
竹串 | ![]() |
細い穴を開けれるものであれば何でもいいです。 |
温度計 | ![]() |
ワックスの温度を測るのに使います。 |
計り | ![]() |
ワックスの量を計ります。 |
カッター |
注意!ワックス用に使用した器材は食品用など他の用途には使用しないでください。
ハート型を作る
パラフィンワックスを150gずつ分けて溶かします。片方に濃いめのピンク色、もう片方に白色で着色します。
85℃くらいでバッドにそれぞれ注ぎます。
ようかんくらいの硬さになったら、クッキー型で切り抜きます。
完全に固まったら、ハートの部分だけ取り出しましょう。まだ柔らかいうちに取りだそうとするとハートが歪んでしまいますので、完全に固まってからにします。
大小ペアで25セット分のハートができました。
チャンクを作る
ハート型を作ったときに余ったパラフィンワックスも含め、パラフィンワックスを750g溶かします。鍋が小さい場合は数回に分けてもOKです。
薄いピンク色に着色し、150gずつバットに注ぎます。ようかんくらいの硬さになったら、カッターで細かく切ります。
完全に固まったら、切り込みとおりにばらします。
750g分繰り返します。
芯をセットする
芯を8センチ~9センチで切ります。(25個分)これを溶かしたワックスに浸してから取り出し、ワックスを扱いてコーティングします。
それぞれに座金をつけて紙コップにセットします。
芯のコーティングおよび座金の取り付け方の詳細はこちらを参照してください。
ワックスを流し込む
先ほど作ったチャンクを紙コップに入れていきます。1個当たりおよそ30gが目安です。
流し込み用のパラフィンワックスを1kg溶かします。こちらも量が多いので、小分けにして溶かしましょう。今回は着色していまんが、お好みで色を付けてください。
90℃くらいでチャンクを詰めた紙コップに流し込みます。
流し込んだら、すぐにハート型を取りつけます。埋まりすぎるとハート型に見えなくなってしまいますので、なるべく寝かせず立てるように置くのがおすすめです。
あとは固まるのを待って、紙コップをはがせば完成です!
入れるチャンクを白にすれば写真左のようになりますし、もっと濃いピンクにすれば、写真右のようにもなります。
デコレーションもぜひハートでなくても良いですし、お色も結婚式のイメージカラーに合わせて変えてみてください。