実験:ワックスを注ぐ温度による仕上がりの違い

キャンドルを作る上でワックスを型に注ぐときの温度は仕上がりに大きな影響を及ぼします。
型に注ぐ温度によって、仕上がりにどの程度差が出るのか試してみました。

パラフィンワックス100%をシリコンモールドに、90℃~50℃に分けて注いでみます。

50℃としていますが、実際58℃です。それ以下になると固まってしまい、流し込めなそうでしたので、今回は断念しました。

ワックスを注いで冷やして、型から外したところがこちら。

90℃、80℃でワックスを注いだものは、どちらにも違いが見られませんでした。
表面がつるつるで気泡もなくきれいに仕上がっています。
90℃で注いだもの。

80℃で注いだもの。

70℃あたりから気泡がみられ、表面に気泡や細かい線が見られるようになります。

60℃になるとさらに多くの気泡と線が。

58℃になると、気泡だけでなく、へこみも見られます。

収縮率も違ってくるのではないかと思いましたが、58℃から90℃の間ではあまり違いは見られませんでした。
へこみ具合はほぼ同じ↓

高温と低温では仕上がりにかなり違いがありますね。
仕上がりをツルツルにしたければ、80℃から90℃で注ぐことが大事ということが分かります。
低温で注げば気泡やへこみがある雰囲気のあるキャンドルが作れます。

モザイクキャンドルのように、キャンドルのチップ(チャンク)を入れてからワックスを注ぐ場合などは、90℃近い高温で注いだ方が、チップがある程度溶けてきれいに仕上がります。

型の内側に模様を張り付けてから、ワックスを注ぐような場合は、内側の模様が溶けてしまわないように、60℃後半から70℃くらいで注ぐのが良いでしょう。

実際にはその日の気温などでも、仕上がりが多少違うとは思いますが・・・。いくつも作るようになるとある程度適温が分かってきますが、時折失敗します(^^;

ワックスの温度を決めるのはなかなか難しいです。

以上、実験でした。