今回は少し上級編かもしれませんが、スフィアキャンドルをパームワックスで作ってみました。
パームワックス特有のキラキラ感はあまり出さず、マットな感じに仕上げています。
パラフィンワックスでも方法は同じですが、仕上がりの質感が違いますので、そちらはまた今度紹介してみたいと思います。
必要なもの
パームワックス(クリスタルタイプ) | ![]() |
200g |
型 | ![]() |
直径5cmのポリカーボネート製の球体の型を使用します。
|
芯 | ![]() |
長さ10cmくらいのを1本
タコ糸でもOK |
ホーロー鍋 | ![]() |
パラフィンワックスを溶かすのに使います。湯せんの場合は普通の鍋でもok。 |
染料 | ![]() |
ワックスに色付けするのに使います。 |
割りばし | ![]() |
芯を固定するのに使います。 |
温度計 | ![]() |
ワックスの温度を測るのに使います。 |
型の準備
パームワックスはあまり収縮しないため、型抜けが良いようにサラダオイルを型の内側に塗っておきます。
ワックスを溶かす
パームワックスの200gのうち、20gずつ3つに分けて溶かします。
溶かしたワックスで芯をコーティングします。芯のコーティングについてはこちらも参照ください。芯を型に通してセットしますが、まだ固定はしないでください。
溶かしたワックスに染料を入れ、好きな色にそれぞれ色付けします。
模様を付ける
一色目を70℃から75℃くらいで少しだけ型に注ぎます。
注いだら型を回して内側に模様をつけます。
一色目がある程度固まったら、2色目を同じように少量注ぎ、型を回して模様をつけます。2色目は1色目の模様のラインより上にくるようにします。
3色目も同じように。
これを繰り返し、型全体に模様が付くようにします。
ワックスを注ぐ。
模様が全体に付いたら、残りのパームワックスを溶かし、70℃くらいで型に注ぎます。写真では色が付いているワックスを注いでいますが、着色しなくてもOKです。
割りばしなどで芯をまっすぐに固定します。
固まるまで待って、型から抜けば完成です。